技術・認定

Technology and Certification

レールテルミット溶接

酸化鉄の薄片(スチール)とアルミニウム粉末との化学反応で生じた溶鋼を、あらかじ接合するレール継手部に組み立てたモールド内に注入して接合する方法です。

特長

  • その1
    敷接されたレールをそのまま溶接することが出来ます。
  • その2
    溶接技術者の熟練度に係わらず均一な品質が得られます。
  • その3
    使用機材が簡便なため、機動性に富みます。

動画紹介

技術担当者のひとこと

大山

テルミット溶接法とは、酸化鉄とアルミニウムが混合された粉末を加熱し、酸化発熱(アルミニウムによる還元反応)により2,100℃〜2,400℃程度の溶融材を発生させレールを接合する方法です。溶接後はグラインダーでレールを研磨しレール頭部はレール素材の形状に合わせて仕上げます。レールを移動することなく接合が可能であり、比較的軽量の機械にて作業できることから可搬性の高い工法です。

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

045-938-6088 045-938-6088

担当:大山

レールガス圧接

2本のレールの両端面を突き合わせ、これをレール軸方向に圧縮力を加えながら突き合わせ部を酸素・アセチレン炎により加熱して軟化させ加圧しながら接合する方法です。

特長

  • その1
    レール接合部の強度が母材レールに極めて近く、高強度を維持できます。
  • その2
    比較的短い時間で溶接施工ができます。
  • その3
    溶接部の品質が安定しています。

動画紹介

技術担当者のひとこと

大山

レールガス圧接法とは、突き合わせたレール端面を軸方向に加圧しながら接合部周囲を酸素アセチレン炎で加熱して圧接する接合法です。溶接工程は加圧及び 加熱工程,圧接工程, 剪断工程からなります。接合部の強度に対する信頼性は極めて高い工法です。開発当初は機械が大型で可搬性に課題がありましたが、現在は小型軽量の可搬式トリマー付ガス圧接機が開発され多くの現場に採用されています。

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

045-938-6088 045-938-6088

担当:大山

レールエンクローズ溶接

溶接する2本のレールの端面を約17mmに保ち、その周辺をレール形状に合わせた銅のブロックで囲み、囲まれた内部を低水素高張力被膜溶接棒を用いてアーク溶接にて接合する工法です。

特長

  • その1
    敷接されたレールをそのまま溶接することが出来ます。
  • その2
    分岐器内等狭小な場所での溶接が可能です。
  • その3
    使用機材が簡便なため、機動性に富みます。

動画紹介

技術担当者のひとこと

大山

レールエンクローズ圧接法とは、突け合わせたレールの間隔を一定(17mm)にし低水素系高張力被覆溶接棒と電極にてアークを発生させ溶接棒を溶かして母材の一部と共に溶接金属を形成する工法です。溶接時レールの腹部及び頭部を水冷銅当金で囲むことからレールエンクローズ溶接と呼ばれています。主として新幹線のレール溶接工事に採用されています。

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

045-938-6088 045-938-6088

担当:大山

絶対品質の鉄の結合技術」を提供し、生活空間の利便性の向上と安全保証を通じ
社会と社員さんの豊かな暮らしを創造します。

電話
受付
092-501-5963 092-501-5963 平日9:00~18:00(定休:日曜日)