経営理念

赤い球に魅せられて

一生の仕事とは何かを探して歩いていた創業者は、ある日工事現場で鉄筋をガスの炎で熱し、眩いばかりの赤い球にして継ぐ鉄筋ガス圧接工事に出会いました。その赤い球に見惚れていた創業者に、親方は次のように語りかけてくれました。

『自分たちの施工するこの工事は全ての建築物の鉄筋を継ぐ貴重な工事だ。この技術はこれからの日本の建築物の骨組みを築くのだ。この技術があるからこそ人は安心して高いビルに住んだり大きな橋を渡れるんだ。』

この言葉に感動した創業者は自分の手で日本の建築物の骨組みを作りたい。そして人々に豊かで安心した暮らしを与える仕事を担いたいと思い、これが創業の精神となりました。

当時の日本はまだ貧しく発展途上であり国づくりに汗を流した時代でした。
創業者は鉄筋ガス圧接の赤い球を通して日本の国家建設を志したのです。